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那波 りよ

いまい ちか

今井 知加

MakeLife+ コンサルティング 片付け習慣コンサルタント

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2018.06.14

生活の中の試行錯誤が、いつの間にか自分らしい仕事に

MakeLife+コンサルティング代表であり片づけ習慣コンサルタントの今井知加です。もともとは私「片付けられない人間」でした。 仕事・家事・育児の両立を目指す中で、「どうしたら効率よく家事ができるか」を追求するうちに片づけに目覚めたんです。その結果、環境と習慣が大変化し、やがてそれを仕事とするようになりました。拙書「そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん」(KADOKAWA発刊)も好評!よろしくお願いします。


那波 りよ

今では家づくり&収納インテリアブロガー、個人および職場の片づけ習慣コンサルタント、企業研修講師および、クリニカル5Sコンサルタントとして活躍される知加さん。そんな知加さんに、自分らしい仕事にたどりつくまでのストーリーを伺いました。

 

【自分らしい仕事」にたどりつくまで】薬で身体を癒す仕事から、片付けで生活を整える仕事へ

京都薬科大学卒業後、薬剤師として3年の薬局勤務を経て製薬業界へ。医薬品臨床開発や安全性情報管理など経し、薬の開発に関係する部署で仕事をしていました。医師に薬のデータに関する意見を求めたり、病院での臨床試験に関わったりと、とてもやりがいを感じていました。子どもが生まれた後は、後輩の指導がメインの仕事に異動になりました。

片付けに目覚めたのは結婚がきっかけでした。家事と仕事の両立を考えるようなったからです。執筆は、注文住宅を建てるときに始めたブログがきっかけでした。自分が片づけを克服するまでにやった事や収納の工夫などを書いているうち、コラム執筆の依頼がくるようになりました。

執筆依頼が増える中で「きちんと目に見える資格を取得した方がよいな」と考え、整理収納アドバイザーの資格をとりました。2級資格の取得は2015年のこと。意外と最近なんです。
資格取得は、自分流で試行錯誤してきたことが理論立ててわかり、効率的な作業や考え方などを知ることができて勉強になりました。

その後、ライブドアブログの公式ブロガーになり、会社員を続けながら、副業として執筆やイベント、土日だけレッスンなど片付け関係の依頼を受けるようになりました。

 

【独りで立つまで】「求められること」「自分にしかできないこと」を考えて行動&発信!

そのうち、副業だったはずの整理収納アドバイザーの仕事が忙しくなる中で、独立について迷いはじめました。

やりがいを感じていた臨床開発の部署には戻れそうにない。
レッスンでは、私を求めてくれる人たちがいる……。
薬剤師として雇われて働くほうがもちろん安定している。
フリーランスは収入面で不安……ロールモデルになる人も身近にいない……。

いろいろなことを考えました。でも、「人生一度きり。やりたい事をやろう。自分と同じように片付けを通して人生が変わる人を増やしたい。」と、思い切って独立の道を選びました。

ハウスキーピング協会の認定講師をしながら、いつも「相手から求められること」「自分にしかできないこと」を考えてやってきました。薬剤師としてのスキルや知識を生かしたオリジナルコンテンツをつくり、独自性を発信していきました。発信をすることで、ネットを通じて団体から依頼がきたり知り合いから紹介を受けたりと仕事が広がっていきました。山口県にある病院で、動線を整理する仕事に携わる機会をいただくこともありました。

人と繫がれる場所にも積極的に出ていきます。会話の中では、相手の話をまず聞き、「自分の持っているもので相手の役に立つことはないか?」と常に意識しています。

繋がりを大事にすることで仕事の依頼も増えて、今は会社員時代と変わらない収入になっています。

【仕事のヒケツ】「子どものために」と自分を犠牲にしない。能動的な声かけで子どももママも笑顔に

夫の転勤で東京に住んだことがありました。夫婦共に関西出身なので実家は遠く、出産後の共働きは大変でした。「子どもが小学生になるまでに家を持ち定住したい」という思いが強くあり、両親の協力を得やすいよう私の実家の近くに家を建てました。

子どもとの関わりの中で意識しているのが、能動的にやりたくなる環境や言葉がけをすること。例えば子ども達が「お腹が空いた」と言ったとき、食べ物を出してあげることは簡単です。でも、サンドイッチを自分で作る環境を整えると、「ツナにマヨネーズや塩はどのくらいか?」など自分で考えて工夫し始めます。子どもは「お腹が空いた」という課題を自分自身で解決する力と知識を身につけていきます。お手伝いも能動的にやりたくなる工夫をすることで、私も夫も子どもたちも楽しく協力し合う仕組みをつくっています。

【1日のタイムスケジュール例】

6:00 起床
7:20 家事・朝食を済ませ子どもを見送る
8:00 メールチェック(返信する時間を決めています)
9:00 資料づくり、コンテンツなど考える仕事を中心に行う
12:00 午後からは申込対応などの事務処理
17:30 ご飯準備
18:00 学童へお迎え、帰宅後、家事
19:00 夕食
20:00 お風呂、片付けのあとゆっくり子どもと過ごす
21:30 絵本タイム~子どもたち就寝
22:00 翌日のスケジューリング、読書
24:00 就寝

 

自宅がメインの職場ですので、そのスペースづくりは大事です。
物は基本的に収納し、買う時は本当に気に入った物を最小限で買うようにしています。
生徒さんで、「普段使うところを片付けたら1日2時間時短になった」という方がいます。
1年間で700時間以上時短ですね。整理することで家族も手伝いやすくなります。

私も仕事をするときは特に物を少なくして他への誘惑が起きにくくし、タイマーを15分にセットして、ひとつの作業に意識を集中させています。

ブログも毎日アップしています。続けるコツは、タイトルだけつけてまず寝ること。寝ている間に考えがまとまって、朝の仕事タイムに集中して書き上げられます。

「これから何かをやってみたい!」という方にお伝えしたこと

仕事をするということは、決して楽ではありませんが、とても楽しいこと。
でも「自分ができることはこれだけだから」という「消去法」の選択では、プロとしてフリーランスで仕事をするのは難しいでしょう。
整理収納アドバイザー仲間をみても、講師を主とする人、片付けサービスを主とする人などさまざまですが、活躍するためには、自分の向き不向きや経歴、経験にプラスして、「人の心を動かす根拠」が必要になってきます。
まずは、自分自身の棚卸しと思考の整理で自分をよく知り、自分にあった仕事の形を作ってくださいね。

薬剤師として医薬品開発業務を経て、整理収納アドバイザーとして独立。製薬業界に勤務時代、仕事と家庭の両立・家事効率化のため片付けに目覚めた結果、ゆとり時間が生まれ環境と習慣が大きく変わった自らの経験を活かし、「片付け」と「脳科学」を通して“人生のステージアップ”をお手伝いするセミナー・コンサルティングを行う。!著書「そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん」(KADOKAWA)発売中。

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今井 知加

ききて

那波 りよ

ライター

那波 りよ

雑食系ママライター。学習塾講師、実務翻訳者、広告代理店勤務を経てフリーランスに。毎日の癒しは愛娘をギューっとすること。

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