大和おいね様のチラシ・テキスト制作
撮影:株式会社青春 田村広司。コピー:那波りよ
奈良GALA出品作品
「大和おいね」紹介リーフレット
■クライアント名
井上ふとん店
■作品の仕様
3つ折りA6サイズ仕上がりリーフレット・光沢紙
■ターゲット
主に30代~60代主婦とその家族
■何を伝えたいのか
本物の綿を打ち直し、人と環境にやさしい製品を日々仕立てている創業90年以上のふとん店。そこに嫁いだおかあさんが綿わたの良さをもっと身近に感じてほしいと、「大和おいね」を考案しました。ご近所さんに試着してもらって商品を改良するにつれ販路も拡大。現在では通販サイトでも評判になりリピーターが絶えません。「大和おいね」に埋め込まれているのは芯から体を温める綿わたと、おかあさんの愛情。それを伝えるためにヒアリング中のおかあさんの印象的な言葉を拾い集めてリーフレットを作成しました。
撮影:株式会社青春 田村広司。コピー:那波りよ
■どんな反響があったか
打ち合わせの時にも「まずは背負ってみて」という言葉から始まり、次第にじんわりしてくる背中。その時の言葉「2分間せおってみて。わかるから」をリーフレット(のぼり、タペストリー)に載せたことでお客さまの関心を引き、大和おいねの広まりにつながっていっています。
審査員講評
松村 邦明 様
過度な装飾をせず、写真とキャッチコピーを活かして、シンプルながら温かくて親近感を感じるデザインなっていると思います。
統一感のある色合いもいいですね。生活の知恵から生まれた素朴で暖かな服を、静かで優しく丁寧に表現されていると思います。
西川 杏子 様
「おいね」って…、はんてんのことなんですね!実際はんてんを背負ったことはないですが、なんだかすごく暖かそう。
表紙のビジュアルからコンセプトの「体を温める綿わたと、おかあさんの愛情」が伝わってきて、中面を読み進めると昔ながらの防寒着の良さがとてもよく理解できます。
おそらく、制作の軸にされたおかあさんの言葉に納得させられるのでしょう。全体的に色使いを統一されたことが天然素材の温もりを伝えていると思います。