フラワーデザインセラピスト 利山和美さん「花と色彩学と心理学を融合させて人の心にアプローチ!フラワー心理セラピー講座」
花と色彩学と心理学を融合させて人の心にアプローチをする仕事をしています。認知症、ストレスケア、子育てするママたちの研修など、幅広いニーズがあります。
主にフラワー心理セラピーの学校講師だったり、生駒の伝統工芸品の茶筌を使ったいけばなを市役所に飾り地域を活性化したり、奈良ドットFMで毎月第2月曜日の12時30分から45分間「幸福と繋がるフラワー心理セラピー」というラジオのパーソナリティーもしています。
花をいけるだけでなく、それを心理学まで発展させたフラワー心理セラピー講師の利山さん。その広い活動の幅は、ラジオのパーソナリティーを務めるまでに。介護施設や子育て中のママ向けの講座も開催されています。そんな利山さんに花の魅力とそれを仕事にすることについてお話を聞きました。
【自分らしい仕事にたどり着くまで】夢がかなった時に次の夢が出てきて、その次の可能性を求める自分がいます。
もともと華道とフラワーアレンジメントからスタートしました。花を扱う中で色にも興味がでてきて、色彩の学校にいくと「明日締切の検定申し込みがある」と言われて申し込み、カラーコーディネーターの資格をとりました。その後、フラワー心理セラピーを知って、心理学を勉強しました。認知症ケアができるいけばな療法、ストレスケアができるフラワー心理セラピー。自分の可能性を信じ自分の心がときめく方に進んでいくと次につながっていると感じます。夢がかなった時に次の夢が出てきて、その次の可能性を求める自分がいます。
【独りで立つまで】最初は一つ一つが勉強。ピンときたらその人に会いに行く
花と心理学と色がくっついている分野が認知されていなくて、事業内容を理解していただくまでに苦労しました。とにかく、一件一件説明にあがりました。
また、ビジネスモデルを探すのが難しかったです。やっている人が少ないので、検索して、ピンときたらその人に会いに行ったりしました。直接仕事につながらなくても視野を広げることに繋がりました。最初は一つ一つが勉強ですね。
今は、高齢者施設で働く人の心理に働きかけるケアなどをしていて、花を趣味でやるということから、心理の部分まで広がっていき、今では、認知症や子育て、迷っている人に働きかけるような仕事につながっています。
2019年2月に立ち上がる日本いけばな療法学会にも参加しています。人を巻き込みながら、人の役に立ち世界に貢献できるように、これからも頑張りたいと思っています。また、昨年は、未来へのメッセージを花で表現するコンテスト「フラワーデコレーターグランプリ2018」に出場し、1
87名中9人に選ばれて全国大会にも出場しました。学びは永久に続きます。
【仕事の秘訣】私だからできる、自分だけのものを追求する
自分にしかできないやり方や、自分だけの思いを追求することですね。輝き続ける秘訣は、「こうなりたい」という自分を目指して、いろいろやっているうちに方向性が決まってきます。
あとは、継続が大事。「私だからできる、自分だけのもの」を追求すると仕事に終わりはありません。それが秘訣です。
一日のタイムスケジュール
7:30 起床・朝食・家事
9:00 仕事・事務の仕事
17:00 帰宅・夕食のしたく・勉強や事務の仕事
20:00 家族と夕食・お風呂
22:00 書類や資料作成
1:00 就寝
「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと
やりたいことをきっちりイメージすることが大切です。出会うチャンスを掴んで、その中で成長できたら今までにない自分に出会えたりするので、ゴールを決めないで、柔軟に取り組んでいくこと、変化し続けることに挑戦してください。