デザイナー松田真樹さんに聞く:日本のスポーツにデザインで貢献したい
チラシや名刺などの紙媒体を中心としたデザインと制作、スポーツ応援グッズの企画・制作・販売をしています。スポーツに関わる人々に貢献するするため「人」「物」「伝える」をデザインします。体育大学出身の異色のデザイナーです。三級知的財産権管理技能士(取得:2017年8月21日)チラシや名刺、ロゴ制作を主にデザインしております。
奈良で初のプロバレーボールチーム「NARA DREAMERS」のロゴ作成プロジェクトで、奈良らしく、若いチームにピッタリな躍動感あるロゴを作ってくれた松田さん。スポーツ全体が好きということから地域とスポーツに貢献したいという夢をお持ちです。そんな松田さんに仕事にかける思いをお聞きしました。
【自分らしい仕事にたどり着くまで】体育大学からデザイナー!?日々スキルアップ
もともと、体育やスポーツが好きだったんです。体操をやっていて、体育大学を卒業しています。本当は、体育の先生やスポーツジムの指導者になろうと思っていましたが、実際に就職をする段階で指導者が向いていないことに気付きました。それでもスポーツが好きで、どうすればもっとスポーツを発信できるのか考えて、デザインにいきつきました。そこで、専門学校に行き直して、スポーツ用品店で会社員として企画やPOPを作り、キャリアを積みながらほそぼそとやっていました。2017年に独立してやり始めようと思ったタイミングで、生駒市主催のエブリリトルプロジェクトに参加したんです。そこでWFCを知って、そこからご縁ができて、お仕事をもらったり、フリーランスとしてのスキルを磨いたりしています。
【独りで立つまで】人とのご縁が仕事につながる
口コミや友達の紹介で、仕事の依頼がきたり、WFCから仕事依頼がきたり、WFC会員さん向けの「デザイナーに会える日」で相談業務をする中で仕事につながったり、奈良ドリーマーズの仕事をしたりしています。仕事は、紹介、紹介で、つながっている人からお話がきます。もらった時は、打合せを丁寧にしています。その丁寧な打合せがいいのか、今のところ打合せをしたクライアント様とは、100%お仕事がもらえています。実際に仕事を常に丁寧に相手の立場になって進めていくことでリピートにつながっています。
【仕事の秘訣】自分がやりたいことを話したりその結果を話すことで、家族の関係性を築く。
上の子が高校一年生、下の子が小学5年生なんです。下の子がお手伝いをよくしてくれて、外出するときも快く子どもが行ってきていいよと送り出してくれます。そんなふうに気持ちよく仕事に行けるようになってきたのは大きいですね。いい意味で家族を巻き込むようにしています。家族もいろいろな協力をしてくれています。ものすごくやってくれる主人というわけではないですけど、送迎をしてくれたり、自分でご飯を作って食べてくれたりすることも。自分がこうしたいという話はするし、結果も話をしています。それで関係性が築けてこれたのかなって思います。先日も私が作ったロゴマークを見たいからとバレーボールを一緒に見に行ってくれました。
一日のタイムスケジュール
6:00 起床
6:00-7:30 家事、弁当、朝食送り出し
7:30-8:30 家事
8:30-17:00 委託の仕事、個人でもらっている仕事をこなす
17:00-19:00 買い物、子どもの習い事の送迎
19:00-10:00 夕食。家事、風呂
10:00 就寝
「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと
好きなことをトコトン思い切りやってください。何が好きなのかが、わからないときは、「好きかな?」と思うことを片っ端からやってみて、本当に好きかどうかを見極めていきます。
私は、実際に行動することで見えてきたことが多かったので、まずは、行動することをオススメします。