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井上ルミ

happy月経ライフナビゲーター

布ナプキン販売・布ナプ工房R ainbow*clover井上ルミさん(いのうえるみ)さん

自分自身の生理が辛かったのが布ナプキンに出会い毎月自分の身体・心と向き合うことで生理痛が無くなり期間も3・4日で終わる様になり『快適な生理へ』と変化した経験から、「性や生・生理の講座」を開催したり手縫いのふわふわ布ナプキンを広めたい♬と生成りの生地や草木染をほどこした布ナプキンを販売し『布ナプ工房R ainbow*clover』代表として活動している井上ルミです。
また、パステル和(なごみ)アートのインストラクターでアロマテラピーアドバイザーでもあるので、パステルアートで心を解きほぐすお手伝いをしたり、精油で心も体もリラックス&リフレッシュして頂く事で「生理に繋がる日常をサポート」しています。

そんな中で、布ナプキンもアイテムの一つ。「女性の皆さまが快適に楽しく人生を過ごせます様に。」というのが私の思いです。

それは、生理を快適にすることでもっと今より自分らしさを出せると考えているから。女性は、生涯で生理と40年ほどお付き合いするのでその期間が辛かったら自分の力を十分出せずに勿体ない!体の声を聞きながら今以上に過ごしやすくして頂きたいと思っています。よろしくお願い致します。


穏やかな口調、一人ひとりに対する細やかな心遣いをされる井上さん。「ルミさん」の愛称でたくさんの方に慕われています。今の時代にあえて「布ナプキン」を推進している井上さんの想いをお聞きしました。

【自分らしい仕事にたどり着くまで】鬱状態の中「自分は、何が好きなのか?」再確認する為に書き出したら布ナプキン、アロマ、パステルだった。

私は、生理痛がひどくて、生理の時は胸の下から膝の上まで取り外したいぐらいの痛さでした。期間も長くて、終わったらまたすぐ次の生理が来るという感じで辛かったです。だから、「生理=辛くてしんどいもの」だと思っていました。又、周りの友達には生理痛が酷くて倒れてしまう人もいて生理を負担に思っていました。
実の妹は、小さい頃にひどいアレルギーがあって・実弟は難病発症という様子を目の当たりにし、私自身も20代後半に花粉症を発症。両親は健全なのに私たちだけどうしてこんな目に合うのだろう・・・?と不思議に思い色々と調べているうちにこんな事実を知ったのです。

『安全だと思って購入して使っている日用品の中に有害な化学物質が色々と多数含まれている。』

『食品添加物の認可数が他国と比べて10倍以上と言われていて食品添加物を思った以上に摂っていて知らず知らずの間に体に蓄積されたり、免疫のバケツがいっぱいになった時に症状となって溢れ出す』

という事を知りました。
そこで、生まれてくれた我が子たちを守りたい!と生活を見直して改善したのですが、盲点だったのが『生理用ナプキン。』
紙ナプキンを止めるという選択をし布ナプキンに変えて自分と向き合うと
『生理が3、4日で終わる』ようになり、『生理痛が軽減』。
そこでナプキンを研究しました。同じように悩む友達に最初は生地代だけで作ってあげたりほぼボランティアでお話会していましたが、どうしても周りの活躍している人と自分を比べてしまい自分に自信が無くなり鬱状態になって何もかも辞めてしまいました。
そんな状態が半年ほど続きましたが、初心に還り「自分は何が好きだったか?何をやりたいか?」を書き出したら『布ナプキン・アロマ・パステル』だったのです。

そこで、パートで他のお仕事をしながら作ったナプキンを持って土日の休みを活用してイベント出店したり、空いた時間にお話し会を開催。最初はボランティアでしていたのですが、自分の気持とエネルギーがうまく回らなくなり仲間に相談すると「仕事としてきちんとお代金を頂くべきだよ。」とアドバイスをもらいました。
ちょうど同じくして椎間板ヘルニアでパートの仕事ができない状態に。お話会で「自分の体のリズムを大切に。」と話ているのだからそれをもっと自分が実践しようと決意し、パートをやめ「女性の生理がもっと楽になり自分らしく過ごせるように」をコンセプトに布ナプキンと講座で起業しました。

自分の体験を通して女性が自分らしく充実していたらパートナーシップもうまくいき家庭が安心できる場所になることが分かりました。女性自身が満たされて、それが家族に伝わって、やがて世の中へと広がっていく!!

【独りで立つまで】良い意味で皆を巻き込んでチームで独立でもいいんだ

「独立=ひとりでやらけなればならない」「起業したからは自分で色々しなければいけない」と思い込み、初めは全てを自分だけで抱え込んでいたのです。裁断から縫製・発送まで自分一人ででやっていたため、お客様に何ヶ月も待って頂くことになってしまっていました。

それが心苦しくなり「独りでしなくてもいい。縫製スタッフを募集しよう。」と考えを変え、縫製を任せることにしました。最初は縫製だけお願いしていましたが、が布の裁断にすごく時間がかかり、だんだん「この時間に私は他にやらなければいけないことができる。」と考えるようになり裁断もお願いすることに。そうする事で仕事の効率が上がりました。

縫製スタッフの中には小さいお子さまがいるスタッフも居て「独りで立つのではなく、皆を巻き込んでチームで独立をしてもいいんだな。」と感じいます。
ネットショップのメンテナンスもプロの仲間にきれいに整理してもらっています。できない部分は仲間にお願いし、周りを巻き込むことで、自分らしく活動できるようになってきました。

ブログを見て声をかけて下さる人が出てきたり、WFCのご縁で、サロンオーナーさんとの出会いが定期販売につながったり、委託販売も増えました。

【仕事の秘訣】独りで抱え込まない。自分の仕事を沢山の人に知ってもらうために会いに行く。

まだまだ、課題は多いですが、独りで抱え込まないことがコツです。また、「自分はこういう仕事をしている」ということを沢山の人に知ってもらうために会いに行くことが大事だと思います。
昨年大きなチャレンジをしたました。「ペチャクチャナイト」というイベントで人生はじめてのプロジェクターを使った講座をさせていただきました。すごくいい経験なりました。仕事の依頼があったらできるだけ引き受けてチャレンジすることが大切ですね。

私は、年間スケジュールをたてて、この月に何をするのかを決め、それをこの日は何をするまで落とし込んでいます。
一日の中でした仕事を書き出して、余計な仕事はないか、短縮できるのはないかを見直しています。

一日のタイムスケジュール

5:00 起床・洗濯1回目。お弁当づくり。

6:00 次男起床 朝ごはんの用意、洗濯干して、2回目の洗濯。

6:30 娘起床 娘の食事の用意し、愛犬の散歩後、娘と朝食、2回目の洗濯干し

7:20 次男を見送る

7;30 お弁当の仕上げ、3回目の洗濯

8:20 娘を保育園送る。3回目の洗濯干し

9:00 長男を町の駅まで車で送る

10:00-16:00 講座開催やや布ナプキンの仕上げや発送、ブログや事務などの仕事

16:00 長男を町の駅まで車で迎えに行き、帰宅後すぐに娘を迎えに行って習い事の送迎・夕食の準備

19:00 夕食

20:00- 片付け、お風呂、子どもとの時間

23:00 就寝

「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと

とにかく自分が何をやっているかアピールしてください。「こんな事をしたらどんな風に思われるかな?」「資格を持っていないから・・・」と悩むよりも、まず、行動に移すことが大事です。自分もブロックを抱えながらやってきました。実際にお話し会をするとお客様の方からの声を聞く事が出来てそれが、商品やサービスに繋がっていきました。やりたいことを提示して行動することで、次につながっていくと感じています。

プロフィール

井上ルミ

happy月経ライフナビゲーター

井上ルミ

私自身生理が辛かったという経験があり、自分自身と向き合ったり・食べる物や日常生活を見直す事で生理が快適に♬その経験を生かし生涯で40年ほどお付き合いする生理がより快適になり自分らしさを出して生きていける様にと【happy月経ライフを送るヒント満載講座】や【親子向け講座】【布ナプキンちくちくワークショップ】を開催し出張も承っております。又、手縫いのふわふわ布ナプキンをプロデュース。ネットショップ(布ナプキン工房Rainbow*clover)を主宰しています。

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聞き手

栗本 恭子

代表取締役

栗本 恭子

フリーライター。
ウェブデザイナー。
なら子育てネットワーク元代表 現事務局長。
NPO法人パパちから応援隊理事。
1970 年東京生まれ。父親の転勤で幼少は静岡で育ち、短大入学時に家族で奈良在住に。卒業後生命保険会社の営業職に従事。結婚と同時に転職し、営業、事務の仕事を経て出産を機に退職、専業主婦に。長男を出産後、子育てサークルの運営に関わり、奈良市内の子育てサークルをつなぐ「なら子育てネットワーク」立上げメンバーとしてサークル支援に奔走。
同時にフリーライターとして在宅でテレワークを行う。リーマンショック後、仕事がなくなり専門学校に入り直す。卒業後Web デザイナーとして活動を始める。2014 年6 月女性起業支援・子育て女性支援を行う株式会社Women’sFuture Center を設立。JR 奈良駅徒歩2 分のところでキッズスペース付コワーキングスペースを運営。女性ネットワークを作り現在400 人以上の会員を要す。
2016 年女性起業家応援プロジェクトLED 関西。
ファイナリスト。3 児の母。

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