【自分らしい仕事にたどり着くまで】保育園で、保育士も保護者も疲れているのを見てきた。香りで人を癒やしたい

もともと保育士をしていました。アロマやハーブは雑誌を見て知っていて、ずっとやりたいと思っていました。保育園で、保育士も保護者も疲れているのを見てきて、香りで自分も他の人も癒やすことができるアロマに興味をもっていたんです。50歳になって膝を痛めて、自分の体が動かなくなってきたのを機に本格的にアロマを始め、シフトチェンジをしました。

【独りで立つまで】精油を作ってくれる人にも利益が還元されるような3Sという考え方に共感者が増えてきた

アロマテラピストとして活動を始めたときは人の体に触るトリートメントやオーダーメイドで精油を選んでもらうのが、難しかったですね。
日本在住の「フランス・アロマテラピー大全」を著したピエール・フランコム氏に師事するセラピストさんに出会って、アロマの本当の意味がわかってきました。アロマの3S「セーフティー」「サイエンス」「サスティナブル」というものがあります。安全なものを使うというのは大前提ですが、その精油を作る現地の人は、知識がないので、その精油が高く売れることを知らず、搾取されることもありました。3Sの考え方が広まり正しい知識が広まっていくと、作ってくれる人にも利益が還元できるようになります。お客様にはきちんとしたものを提供したいと思っています。これは私のテーマでもあります。3Sに共感してくれる人が増えてきています。すでにアロマをされている人の受講も多くなってきました。

【仕事の秘訣】誠実に。精油に対しても何に対しても安全性が大事

誠実にするということでしょうか。精油に対しても何に対しても安全性を大事に考えています。お客様でも仕事で関わる方でも自分を信頼してくれているので、お仕事につながっていると思います。精油のことでも人に対することでも誠実に向き合うということを大事にしたいと考えています。

一日のタイムスケジュール

6:00　起床
6:00-9:00 食事の支度・犬の世話
9:00-10:00　移動
10:00-15:00 サロン勤務
15:00-18:00　片付け・ブログ、事務
18:00-22:00　帰宅・家事
22:00　就寝

「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと

なんでもいいからやりたいと思っていることをキチンとやってみてほしいですね。諦める理由はいろいろ出てきます。だけど、何かをすると決めたら諦めるのではなく一度やってみて欲しい。
私自身50歳から起業して、「すごいね」と言われることもありますが、今の状態はまだ無謀なだけともいえます。だけど、この仕事に定年退職はないので、ずっと続けられるかもしれない。チャレンジできるならやりたいことを一回はやってみて欲しいですね。