子育てトレーナー 小走幸子さんに聞く:人生を変えたメソッドとの出会い
子育てトレーナーとして、子どもの関わりと親の関わり両面からのアプローチをし、子どもが自然にひとりでに自立してしまう子育て、誰でも簡単にできる、頑張らない子育て(親子で笑顔になる魔法の子育て)をお伝えしています。
生活の中で身近に使える実践的な子育てスキルをワークショップなどでご提案しています。
スクールカウンセラーとして実績のある小走さんは、ご自身のお仕事の中からお母さんたちが真面目で頑張り屋さんであるため、とても疲れていることに気づいたそうです。押し付けるのではなく、自分の中から答えを見つけるからお母さん自身が変わっていく子育てトレーナーのお仕事についてお聞きしました。
【自分らしい仕事にたどり着くまで】私の人生を変えた子どもが自立する魔法の質問メソッド
自営業で23年間バリバリ仕事をやってきました。仕事は楽しかったはずなのに、ある時楽しくないことに気づき、いわゆる燃え尽き症候群になっていました。今から考えたら、自分自身が心理的なことを知っていたらもっと上手にコントロールできたと思います。そんな経験から、頑張っている女性が最後まで自分のやりたいことを続けられるように応援したいと思いカウンセラーになりました。
カウンセラーとして、引きこもりや不登校のお子さんと出会う中で、子ども達には身近に相談できる大人がいないこと、安心、安全の場所がないことが課題だと感じました。その2つがあれば、社会問題の引きこもり、不登校、いじめ、自殺などが解決していきます。子どもの身近な家庭で、誰でもできる「魔法の質問メソッド」を取り入れると子どもが自分の気持ちを素直に言える環境になり、自己肯定感が育ちます。そうすると子どもが自然にひとりでに自立していきます。魔法の質問が社会に根付き、親も子も笑顔で自分らしい人生を歩んでほしいと思います。
【独りで立つまで】どのような言葉を使えば、必要としている方に届くのか考えている
集客では苦労しました。私の仕事は、目に見えず、結果を照明できません。その方の体験しかなくて、それをどのように伝えたらいいか迷いました。
いつも、どのような言葉を使えば、私を必要としている方に届くのかを考えています。
今は、体験会をして、その後、カウセリングで話を聞いて、お悩みを解決しています。お客様は口コミで広がっていっていますね。
【仕事の秘訣】自分が愉しむ!自分がしんどいと思ったらそれは、伝わる。
継続するコツは、自分が楽しんで仕事をすることです。自分がしんどいと思ったらそれは、相手に伝わります。「なんか面白そう」と思ってもらえるようにワクワク感を大切にしています。今は、魔法の質問の仲間たちと一見、無関係でふざけているようなイベントを企画しています。このメソッドが、学校の教育現場で使われることを願っています。
一日のタイムスケジュール
6:00 起床・朝の準備・SNSメールのチェック
7:00 朝食
9:00 仕事に出発移動
12:30 昼食しながら振り返り
13:30 帰宅・仕事の準備・メールやSNSの返信に時間がかかっている
19:00 夕食の支度・夕食
20:30 事務仕事・お風呂
1:00 就寝
これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと
本当にやりたいのか?自分に何回も質問してみてください。「本当に?本当に?なんのためにしたいの?」と、自分に問いかけます。何ができるのかではなく、何がしたいのかを大事にするといいですよ。