こんにちは!終活カウンセラーの山之口恭代(やまのくちやすよ)です。
夫婦で小さな葬儀社を経営しながら、気軽に楽しく終活を学べる場を提供すべく、
ならまち終活カフェを主宰しております。
さて、皆さんは「終活」と聞いて、どのような事を思い浮かべますか?
世間やメディアにあふれる、一般的な終活のテーマといえば、
お葬式やお墓のこと、終末期医療や介護の問題、遺言書や相続税の話、生前整理のススメ…などなど。
そして、それらの内容から、終活をこのようにイメージしていませんか?
「人生終盤を迎えた方々が、自分自身の死に支度をすること」
あまり良い言葉ではありませんが、終活を「死に支度」と捉える方は多いと思います。
ですので、終活と聞くだけで「縁起でも無い!」と拒否する方、
「若いうちは関係ないでしょ」と無関心でいる方は、まだまだ多いのが現状です。
でも、本当に”終活=死に支度”なのでしょうか?
私が学ばせていただいている一般社団法人終活カウンセラー協会では、
終活について以下のように定義しておられます。
「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動」
実は「今をどう生きるのか」を考えることこそが、真の「終活」なのです。
人間である以上、老若男女問わず、いつかはやってくる”死”という人生のゴール。
誰でも幸せな最期を迎えたいと思いますよね。
では、どうすればそれは叶うのか?
そもそも、自分にとって幸せな人生の最期とは何か?
そのために今何ができるのか、どのように生きていくのか…?
つまり、自分らしい悔いの無い人生を送ること、そのための活動、これが本来の終活です。
とてもポジティブで前向きな活動だと思いませんか?
“終活=今を生きること”
諸々の終活情報はあくまでも、そのための知恵や方法でしかありません。
大切なのは、ゴールに向かってあなたがこれから、どう生きたいかということ。
人生の先輩方だけでなく、あなたにとっても大切で欠かせないもの。
まだ必要ない!と棚上げせずに、常に関心を持っていただきたいと思います。
<ならまち終活カフェ>
〇綴る会 9月20日(木)、10月19日(木)(以後、年内は毎月第3金曜)開催
会場:町家貸スペースぼたん
エンディングノートをみんなで書く集い。終活に関するおしゃべりも楽しいです!
詳細はFacebookページをご覧ください → 終活カフェin奈良
〇ならまち終活カフェin WFC「もしもあなたが喪主になったら…?」
10月5日(金)10時~開催決定!もし家族が亡くなったら、自分が喪主になったら、何をすべきか知っていますか?大好評の講座をWFCでも開催いたします。
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