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「目の前の一人を大事にする」自分はどこまでできてるだろうか?


「女性が活躍できる環境と仕組みつくる」を理念に掲げ、400名以上のフリーランス女性のネットワークをつくり、女性起業支援、子育て女性支援を行っています。
起業相談から就業相談まで、毎月たくさんの女性の相談が寄せられます。

その中には、既存の会社組織では、自分自身の力を発揮することができず、起業という形でフリーランスを目指す人も登録してくださいます。

  1. WFCの持っているリソースをもっと生かした事業の形を見つけたい
  2. 今までやってきたことを整理して、次のステップに進みたい
  3. 会社としてきちんとしていきたい
  4. 組織をきちんとつくりたい

と思っていた時に、あらためて濱田恭子さんのマインドワーク®を知りフォーカライザーを受講することにしました。


「アンカー」があれば、いろいろやってもいい

技術ではなく「人格」で選ばれる時代

「信頼」を築く「自己開示」

「泣ける場所」をつくること

お知らせ


「アンカー」があれば、いろいろやってもいい

WFCのメンバーさんの中には本当にたくさんの資格をお持ちの方がいます。

「いろいろやりすぎて、自分が何屋さんなのがわからなくなってしまいました。」

と言って、WFCに登録に来られる方もいます。登録の時にじっくりと話をお聞きすると、なぜその資格をとったのか、そこに行き着くまでのストーリーを聞かせていただくことがあり、「何を解決したいのか」という根本的な理念や使命のようなものがヒョイッと出てくることがあります。それを心理学では「アンカー」と言います。

「アンカー」とは、船のイカリの意味です。地面につなぎとめておく重しのことです。

ちなみにリレーの最後の人のアンカーもここから来ています。綱引きの重しとして最後に控えている人のことをアンカーと言っていたのが、リレーでも最後の人をアンカーと呼ぶようになりました。精神的にも技術的にも他の人に競り負けない人がアンカーとして配置されます。

いろいろな資格をとった理由も「アンカー」に紐付いていて、何をやってもアンカーに繋がっているとこいうことが大事なのだと。

実際に濱田恭子さんもたくさんの資格をお持ちです。

■ 濱田恭子さんのプロフィールはこちらから

一般社団法人 日本マインドワーク協会 協会について

理念に基づいた事業は継続できる

自分を振り返ってみると「ライター」「Webデザイナー」「女性のコミュニティ運営」「コワーキングスペース運営」「女性と企業のマッチング事業」とやっていることはバラバラですが、「一人ひとりの人が、自分らしく輝く場所を一緒に探すお手伝いをする」というアンカーがあります。

WFCの会社の理念は、「女性が輝く環境と仕組みをつくる」です。何回も銀行の中のお金がなくなり、「もうダメだ、潰れる。」と思ったことがありました。でも、理念が伝わったから、いろいろな人が手を差し伸べてくれ、5年以上会社を続けてこれたのだなと改めて思います。

事業をしていく中でも、人生を生きていく中でも自分の「アンカー」をしっかりと自覚していくことが大事なのだと感じます。

技術ではなく「人格」で選ばれる時代

今回は、講師としての心構え的な話にもなりました。You TubeにはいろいろなHOW TO動画があり、インターネットの世界では、様々な情報が検索で調べることができます。AIがあっという間にたくさんの仕事をするようになってくる、そんな世の中です。

その中で、AIにとって変わることができないのが、「人間の心」を動かすということ。「感情」「共感」「体験」で人は動くと言われています。自分自身が体験したこと、自分のアンカーになった原体験が人の心を動かし、「この先生に習いたい」ということに通じるとのこと。

「人格を磨く」を実践している組織は、一人ひとりが輝いている

私は、2014年6月に会社を起こしました。6月1日のオープニングには、奈良市長、大和郡山市市長、生駒市副市長、天理市市議会議員の方も来ていただいた中で、起業宣言をしました。

2014年1月からFacebookで自分の事業について投稿を始めました。ほぼ毎日投稿をする中で伝えたことは、なぜ、「自分はこの事業をやりたいのか」「これから何を目指していくのか」ということ。5月31日にちょうど100人目の会員登録ができたことは、今でも忘れられません。

まだ、会員登録をいただいても組織的な運営なんかできていない頃のことです。この市長もくるオープニングを成功させるために人を派遣して、場を仕切ってくれ、恥ずかしくないようなオープニングを演出してくれたのが、濱田さんと濱田さんの会社「サロン・ド・フルールアカデミー」の方でした。皆さんデキ女。そして仲良く、美しく、いい匂いがして、気さくな仲間を作っておられる濱田さんが羨ましいと思ったことを覚えています。

その後もWFCが大変だった時代に濱田さんとサロン・ド・フルールアカデミーのメンバーが助けてくれました。

今、お聞きするとすでにその頃サロン・ド・フルールの講師養成講座には、今のマインドワーク®を取り入れていたとのこと。「人格を磨く」を実践している組織は、一人ひとりが輝いています。

安全に意識変革ができるように体系化されている

「マインドワーク®」でやっていることは、他の心理学系の講座でもやっていることかもしれません。それでも選ばれるのは、講師の濱田さんの「人格」なのだと思います。

マインドワーク®は、他者だけでなく自分自身とのコミュケーションを効果的に取ることができ、効率的にそして安全に自身の変革を行うことができるように体系化されています。順番が大事だったり、繰り返すことで安全に意識変革が行われるようにきちんと心理学に基づいて設計されているのです。

濱田さん曰く、「成功する人が集まると皆が、マインドワーク®を実践している」ことを目指されています。そのためにも濱田さん自身も毎日努力をされています。

「人格を磨く」そこに人が集まり、成功にしていくという考え方は、経営者としての基本的な考え方です。経営者同士の勉強会でも習ったことがマインドワーク®でも出てくることに受講内容の質の高さを感じました。

「信頼」を築く「自己開示」

今回のワークの中に自分年表を作るというものがありました。過去の自分自身の出来事に色を塗るというもの。長男、次男が子どもの頃って「子育てが辛い」って感じていたんです。その記憶が強くて。

「眠れない」とか「アレルギー」とか「発達障害」とかとにかく必死で毎日を生きていた気がします。3人目を産んだ時にやっと「子育てって楽しいものだったんだ」と気づいたくらいです。

だから、その頃のイメージってグレーかなって思っていました。でも、実際に自分が選んだ色は明るいピンク。これってどういうことだろうと自分で自分に聞いてみました。おそらく、子どもたちが大きくなり、それなりに満足する成長をしているので、自分の中で辛かった記憶が過去のものになり、自分的にオッケーを出せたんだと思います。

これってやるたびに色が変わるそうです。実は、自分の中の過去をきちんと整理できていないと自己開示はできないそうです。

自己開示は、自分の中のストーリーを伝えるということ。つまり、「アンカー」の根幹となる部分を伝えるということになります。自己開示をすることで、人は信頼を寄せてくれるようになります。

これもいきなりこのワークをしてはダメだそうで、それまでにいろいろな整理や俯瞰する視点などを身につけられたからこそ、このワークが生きてくるとのこと。マインドワーク®は奥が深いです。

「泣ける場所」をつくること

そこで、受講者さんから質問が出ました。

「自分の自己開示をすると泣いてしまって講師としてどうなんだろうって思います」

他の受講者さんが、

「自分もある講座をする時に自分の体験を話す段階で号泣してしまって、話すらできなかった。でも、そこにいる受講者の方も一緒に泣いてくれて、その受講者さんが泣きながらご自分の辛い体験を話すことができたんです。講座の数をすることで泣くことはなくなったけど、自己開示で受講者さんが安心して自分の話をしてくれるような場所を作ることができています。」

こんな風に自由に意見がでるのもマインドワーク®の特徴。

濱田さんはそれを受けて

「私達は、もしかしたらとてもニッチな市場で講師をすることになるかもしれない。普段は会社員をしながら週に1回講師をするなんていうライフスタイルもこれからどんどん出てくる。でも、その講座が受講者さんにとって本当の自分でいられて、安心してそこに居場所がある。そんな場所が町のコンビニのようにたくさんあったら、どこかの講座で救われるという人がたくさん出てくるよね。人生の中で一人でいいから辛い荷物を下ろす手伝いをしてあげて欲しい。マインドワーク®は競争ではなく、協働なのは、そこなんだよね。」

どんな講座とも共存できるようにマインドワーク®は作られているとのこと。企業のためのマインドワーク®、看護師のためのマインドワーク®、起業を目指す人のためのマインドワーク®とどんどん広がっています。

目の前の一人をどれだけ大事に考えていられるか?

改めて、自分自身を振り返った時に「自分は目の前の一人をどれだけ大事に考えていただろうか?」と反省しました。日々の仕事の中で〆切に追われすぎていたように思います。抱えている荷物を下ろす場所として、自分自身の抱えているものを整理して再構築しないといけないと思いました。


【お知らせ】

■マインドワーク®一日体験セミナーin大阪

私のブログを読んで「マインドワーク®に興味があるんで教えて下さい」との声が多く寄せられるようになりました。3月に1日体験セミナーがあるそうなので、ぜひ、そちらに参加してみてください。

3月4日(水)13:30-16:00

3月10日(火)13:30-16:00

3月22日(日)13:30-16:00

3月23日(月)13:30-16:00

詳細はこちらから

https://www.reservestock.jp/page/event_series/52986

 

■マインドワーク®協会主催のイベント

昨年10月の台風で流れてしまったこのイベント。フォーカライザーの方がボランティアで行っているそうです。収益はすべて日本子ども支援協会に寄付されます。日本子ども支援協会では、里親里子支援、虐待児のケアなどを行っているそうです。

『ご縁を繋ぐ設立3&4周年記念イベント&パーティー
「鏡の法則」記念公演 日本マインドワーク協会3&4周年 ~心震える出会いがそこにある~』

4月21日(火)12:30開場 13:00開始19:00終了

詳細はこちらから

https://www.reservestock.jp/events/370985

 

■2月25日(火)日本政策金融公庫主催 創業者交流会in奈良がWFCで開催されます!

会場はWFC。濱田さんがファシリテーターとして「ほうせきばこ」の岡田さん、「DESINE SETTA SANGO」の星田さんとトークを繰り広げます。

トークテーマは、「SNSでビジネスをバズらせよう」

お問い合わせは

日本政策金融公庫奈良支店 0742-36-6700(担当:古橋)まで。

この記事の投稿者

栗本 恭子

代表取締役

栗本 恭子

フリーライター。
ウェブデザイナー。
なら子育てネットワーク元代表 現事務局長。
NPO法人パパちから応援隊理事。
1970 年東京生まれ。父親の転勤で幼少は静岡で育ち、短大入学時に家族で奈良在住に。卒業後生命保険会社の営業職に従事。結婚と同時に転職し、営業、事務の仕事を経て出産を機に退職、専業主婦に。長男を出産後、子育てサークルの運営に関わり、奈良市内の子育てサークルをつなぐ「なら子育てネットワーク」立上げメンバーとしてサークル支援に奔走。
同時にフリーライターとして在宅でテレワークを行う。リーマンショック後、仕事がなくなり専門学校に入り直す。卒業後Web デザイナーとして活動を始める。2014 年6 月女性起業支援・子育て女性支援を行う株式会社Women’sFuture Center を設立。JR 奈良駅徒歩2 分のところでキッズスペース付コワーキングスペースを運営。女性ネットワークを作り現在400 人以上の会員を要す。
2016 年女性起業家応援プロジェクトLED 関西。
ファイナリスト。3 児の母。

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