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今回は、前澤氏の言葉と私の失敗や経験から共有できそうな「仕事術」をお伝えします。
ZOZOタウン創業者 前澤氏の言葉「最後までイメージできないものはやらない」
仕事をしていると企画をしたり、企画を持ち込まれたりすることがあります。今までもたくさんのものが「企画倒れ」になったり、いつの間にか終わっていたりしてきました。
先日、テレビを見ているとZOZOタウンの創業者である前澤友作氏がいろいろな事業を展開するなかで成功するコツとして、「最後までイメージできないものはやらない」と話をしていました。
こうするとこういう結果がでるからそうなるとこうなって、こうなる。ということが明確に「見える」ということが大切なんでしょうね。
これって、補助金の申請などで事業計画をたてる時に教わった
「上から下へスムーズに流れ、下から上へもスムーズに流れるストーリーづくりができているか」
ということと同じ。
企画を立てるときはゴールまでを明確にイメージできていることが大事なんだと改めて気付かされました。
企画をするときには図に起こしてみる
奈良県のよろず支援拠点でいつもご指導いただいている先生が、私が話したことをいつもきれいな図にまとめてくださって、いつも「あーそうそう、そうなんです。こんな風に思っているんです。」と写メを撮ってしまうのですが、本当にこれがすごくて、私も最近、自分が仕事をするときにも取り入れています。
図に起こすといってもそんなに難しい図を描くわけでなく、人やお金の流れ、自分がやること、人にお願いすることを書き出すなど、全体的な流れを誰にでも図で説明できるようにします。
図に起こすメリットとしては、
- 自分自身の頭の中の整理になる
- 一緒に仕事する人に見せることで全体像を共有できる
ということがあげられます。うまいこと図が描けないということや、描きながら「ここ現実味がないな」などふわっとすることがあります。そこを解決できていない企画はだいたいうまくいかないです。
「何をやるの」だけで終わっていませんか?
今まで、いろいろな企画をしてきましたが、途中で終わってしまうもの、思ったような結果がでなかったものがたくさんあります。図を起こして、明確にしたのに、うまくいかない原因を経験から分析すると以下の3つになります。
- 図を作ることで満足してしまった
- 誰がやるのか、お金がどのように回るのかという問題が曖昧だった
- 収益の上がらない企画になってしまい、優先度がさがって結局やらなくなった
図を作ったらTODOリストやスケジュールをたてるのですが、なるべく「自分がやる」ということを減らしていく、お金をどのように回すのかをしっかり考えるということが重要だなと最近つくづく感じています。ここって本当に難しくて、失敗したなと思うことが多いですね。
理想は自分がやらなくても回る環境をつくること
2019年に続いて、2020年も骨折をしてしまって、これは結構ショックな出来事でした。自分の年令や体力を考えると今までみたいな仕事の仕方ではダメだなと現在考えています。
今までの7年間は個人事業に少し毛が生えた程度でしたが、これからはしっかりと組織づくりをしていかなければいけないと感じています。
ありがたいことに、いろいろな会社さまからお声がけをいただいたり、お仕事の話をいただいたり、ご紹介もたくさんいただけるようになってきました。
WFCの企業理念である「女性が活躍できる環境と仕組みをつくる」を実現するために2021年は足元をしっかりと固める年としたいと考えています。