美構造®開脚インストラクター 中村奈津子さん
開脚インストラクターとして、体の歪みをとって正しく使えるように、体を整えるための開脚をお伝えしています。
腰痛持ちで20年間、苦しんでいました。友人が開脚インストラクターをやっていて、レッスンを受けたらスパッとなくなったんです。それで私のように体の痛みなどの悩みを持つ人の力になりたいとインストラクターになりました。美構造開脚システムのメソッドは、肩こり、腰痛等の不調に効くだけでなく、スタイルアップにも効果的です。
骨盤を前傾することで、普段の生活の中でおこる体のねじれを元にもどします。
スタイル抜群の中村さん。どんなに体の硬い人も中村さんのレッスンを受けると脚が開くようになり、皆さんとても笑顔になられます。レッスン中の中村さんはいつも笑顔。腰痛の悩みがあったなんて思えないほどです。そんな中村さんが開脚インストラクターにかける想いをお聞きしました。
【自分らしい仕事にたどり着くまで】繰り返すぎっくり腰。会社でも気を使わせる体を直したい。
高校の時、陸上部で走り高跳びをしていました。着地に失敗したことで、腰を痛めたのが腰痛になったきっかけです。その後、ギックリ腰を何回もしていて、週に整骨院に2,3回いくことも。ひどい腰痛持ちとして、会社でも浸透していて、「重い荷物を持たないように」や「長時間の会議には出ないように」などと腰痛でいろいろ気を使われたりしました。結婚後に退職したのですが、このままでは、お腹が大きくなる妊婦にすらなれないとジム通いをして克服。無事に妊娠、出産をすることができました。ところが、小さい赤ちゃんがいる生活の中では、運動ができず、産後一年で腰痛が復活。子どもが幼稚園に入ったのをきっかけになんとかしたいと思っていたタイミングで開脚に出会いました。
【独りで立つまで】周りに目がいって自分のやることが見えなくなったことも。
開脚インストラクターになったのが、2017年7月。認知されることに力を入れなかった間は集客ができず、お店は開けているけど、知り合いがきてくれるだけで、誰も受けに来ない日が続きました。イベントにちょこちょこ出て行ったけど、お客様がこない。その頃は、ペットシッターから体の仕事へ転身した自分に自信が持てず、同業の方がいたらどうしよう、ヨガや整体の人が一緒のイベントに出店していたらどうしようと、自分のやることに目がいかず、周りを見回して、こんな自分大丈夫?と不安ばかり感じていました。
2018年の初夏にいこママまるしぇで体験会を開催。そこに来てくれた人が、受けてよかったとSNSでツイートしてくださり、それがシェアされ、数が増えていきました。この体験会をきっかけにイベントでも開脚の人として認知されはじめました。一回体験してもらうとすぐに結果がでるので、ボディワーカーとしての自信もできてきました。
【仕事の秘訣】やるべきことをたんたんとやる。
感情とやるべきことをごっちゃにしないで、やるべきことをたんたんとやるということです。やりたくないとか、向いてないといっても手が骨折しているわけではないので、できるんです。嫌だと思ったとしても、やるべきことだったらやる。お客様からお金をもらってやる以上、きちんとそれにみあった価値を渡さなければいけない。こんな私がとか、自分に自信がないとかは別問題。お客様からお金をもらう以上、プロとしてキチンとやるべきことをやる。お客様にいただいた分の対価はお渡しするようにすることです。
一日のタイムスケジュール
6:30-7:00 起床お弁当準備。洗濯
7:00-7:30 旦那さんお見送り
7:30-8:30 息子起床、朝食、登園準備
8:30-9:00 息子送迎
9:00-9:30 家の整理、トレーニングの準備
9:30-11:30 開脚のレッスンクラス
11:30-13:00 昼食、休憩
13:00-14:30 お客様の写真加工や事務作業
14:30-15:00 息子のお迎え
15:00-16:00 内勤の続き
16:00-18:00 夕ご飯づくり・家事
18:00-20:00 夕ご飯・片付け
20:00-21:00 お風呂
21:00-22:30 息子寝かしつけ、旦那さんの夕食準備
22:30-23:30 内勤の続き
23:30 就寝
「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと
やってみたいと思ったことは、迷わず残らずやるべき。今、そこに一歩が踏み出せなかったり、やりたいことがぼんやりしているのであれば、人の誘いは断らず、すべてイエスで答えてみて。怖い、向いてないかもと思わずにイエスで。経験値が増えるし、自分の好きだと言えるものが見えてきますよ。今までの人生経験だけでやることを選んだら、選択肢が増えないです。好きじゃないかもと思っていても、やってみる。ジムキャリーの主演の「イエスマン」をオススメします。