癒しレディースカイロKei主宰 カイロプラクティック美容カイロエスティシャン 山谷敬子(やまたにけいこ)さん
カイロプラクティックと美容カイロのエステティシャンをしています。体の歪みをとって、神経の流れをよくし、体の自己免疫力や自然治癒力の向上を図ります。姿勢美は、素肌美につながります。骨格を整えつつお肌の手入れをし、素肌美を目指します。
体の不調が原因で現在のお仕事についたという山谷さん。施術をしていただくと、びっくりするほど、節々の可動域が広がり、体が軽くなります。じっくり話を聞いてもらえて、最後は心も体も元気になれる山谷さんに仕事に対する思いをお聞きしました。
【自分らしい仕事にたどり着くまで】頑張りすぎて自分のことを後回しにしたら立てなくなった。
出産で、情緒不安定になったり、下痢と便秘を繰り返したり、食欲が落ちたりしました。股関節や膝が痛くても我慢してしまい病院にいかなかったんです。頑張ってしまうタイプで自分のことは後回ししたことで、立てなくなるまで放置してしまい、体がボロボロになり、体を壊してしまいました。
カイロに出会って、歪みを直していくことで、トータル的に徐々に徐々に直っていきました。施術して宿題を家で実践。体が楽になる体操をしたり、食事を変えたり。姿勢の弱いところも教えてもらい気をつけるようになり、宿題をやらなかったら体が大変になることも実感。だんだんと良い姿勢を保てるよになり、負担のかからない体勢をするように意識が変わりました。体全体が元気になって、細胞の底上げができたイメージ。カイロの先生と一緒にいることで健康な生活になっていったんです。4年半患者として通っていたなかで、施術の時に聞いた体の話を友達に伝えたら喜んでくれ、この仕事が面白いと思うように。
何か仕事をしようと思った時に選択肢の中にカイロを教えてくれた先生がいました。
【独りで立つまで】ママ友以外のお客様をどのように広げていくかが課題
資格を取得して、開業となりましたが、どうやって集客をしたらよいかがわからなかったです。まずは、友達にカイロをやり始めたことをFacebookで広めました。関心をもってくれた人に順番に体を見せてもらいました。技術が伴なわなくて楽にならない人もいて、お客様が継続しないという現実に直面しました。
そこで、100人の体に触りたいと思って、知り合いの方にお願いして施術を100人に受けていただきました。3ヶ月で100人の施術をする中で、スキルをあげていきました。
ママ友から始まったカイロだったのですが、徐々に家族ぐるみで見せていただけるようになりました。
1対1のお客様商売なので、子どもが病気になった時などに苦労します。また、子どもが遊びに行きたかったらどちらを優先するのかなど、仕事をバリバリやりたいけど、子どものことも大事で、幼稚園に行くようになり、子どもが小さからと諦めていた自分がいました。ママ友の外側にお客様を広げていかなければいけない時にどうしたらよいかわからず、どこまで仕事をやるのか、時間の使い方が難しく、自分の時間ができないことで悩んだ時期も。そんな時は、うまくやっている人の活動内容を真似させてもらいました。
【仕事の秘訣】自分がワクワクすることを企画する
毎日、自分がこうあったらいいなと望んでいること自分が好きなこと、やってほしいことを企画。ワクワクする楽しいと思ったことは、とりあえずやってみることにしています。健康産業なので、患者さんよりも先に知っておくべき情報を新聞やニュースなどで積極的に収集をしています。知識や経験が増えた分、その方の施術の時は、どうやって楽になってもらうかに集中できるようになりました。
一日のタイムスケジュール
5:30 起床
5:30-8:30 弁当作り・朝食
8:30-9:30 家族送り出し
9:30-16:00 仕事
16:00-19:00 子どものお迎え・買い物・晩ごはんのしたく
19:00-21:00 夕食・片付け・風呂など
21:00-22:00 寝かしつけ
22:00-24:00 自分タイム今日の反省、勉強、患者さんへの連絡
24:00 就寝
「これから何かをやってみたい」という方に伝えたいこと
やりたいと思っているのなら、やってみる。気持ちの浮き沈みの波はぜったいにあります。そんなときは、やりたいと思ったことを紙に書くなどしてで、モチベーションを維持することが大事だと思います。やらないと後悔が残ります。同じ後悔ならダメで元々。失敗して後悔したほうがいいと思いますよ。