ことばであなたに寄り添うライター〜堤野はるかさん〜メイク情報もSNSで発信!
不特定多数の人たちに自分の考え・思いを文章にして発信していくと、思いもかけない反応があった。彼女を応援する人たち、また彼女の言葉から元気をもらって感謝する人たち・・・。彼女の書く文章、ことばから信頼関係が生まれていく。そしてSNSを通して、ライターの仕事を始めるようになっていった。
2019年版・BLOOMメンバーへのインタビュー企画」今年のインタビュアーはシェアオフィス会員の池内詠子。フリーアナウンサー・司会者として様々なジャンルの方々にインタビューをしてきた私、またキャリアコンサルタントとしても多くの方々の話を聴いてきた。そんな私が働く女性たちの仕事の話はもちろん、生き方、家族、夢、心の声、リアルな本音に迫ってみる。
第1回 ライター・堤野はるかさん
堤野さんはWFCの周年記念の日にちらりと姿を見かけていた。なんて可愛らしくお着物を着こなしている女性なんだろう・・・と遠くから見ていた。
どんな声で話しをする女性なんだろう、とワクワク。インタビューの日は黒のワンピース。アクセサリー、小物のあしらいがおしゃれ。
仕事を始めるまで
高校から大学にかけてお花屋さんでアルバイトをしていた彼女。いろんなものに興味があり、マイブームというものが様々な周期で訪れるんだとか。
例えば、メイクやネイルに凝ったり、ファッションや手作りアクセサリー、手芸をしたり、茶道部に所属してみたり。
東京生まれの東京育ち。大学では日本文学、古文、江戸文学を専攻。
和の文化に惹かれるそうな。きっと東京にはないものだからかな、と彼女。
営業企画の仕事からキャリアがスタート
大学を卒業後、損保会社に就職、営業企画に配属された。パソコンの扱い、エクセルの作業が得意だね、と評価をされていたと振り返る。
部署が異動になり、自分自身のためにマニュアルを作成していたところ、それが上司の目に留まり、配布マニュアルとして使用されることになったという。
どうして?これは自分のために作ったものなのに・・・。他の人に配布するならもっとちゃんと作りたい、と考えていた。
まもなく、マニュアルを正式に作成することになった。新人さんを指導することが仕事のメインになっていった。
それにともない、人を育てることの難しさに直面、入れ替わりの激しい職場環境の中で悩むことが多くなってくる。
ことばというツールがあってよかった
その頃から彼女は自分の思いを、独り言のようにSNSに発信するようになっていった。身近にいる人たちに話をするよりも、
不特定多数の人たちに自分の考え・思いを文章にして発信していくと、思いもかけない反応があった。彼女を応援する人たち、また彼女の言葉から元気をもらって感謝する人たち・・・。彼女の書く文章、ことばから信頼関係が生まれていく。
そしてSNSを通して、ライターの仕事を始めるようになっていった。
「ことばというツールがあってよかった。」とはるかさん。
そして奈良へ、これから先へ・・・
「奈良に来てから着物を着ることも増えたんです。 着物を着ているといろんな人に声を掛けられるし、優しく笑顔を向けられることも多くて嬉しい、 特に年上のマダムがよく話しかけてくれるんです。」
はるかさんが発信するおしゃれに関すること、メイクの情報は評判が良い。InstagramやTwitterなどで彼女は人気のインフルエンサー。
インタビューの最後にこれからしていきたいことを尋ねてみた。
「奈良は居心地がいい、奈良でできることはいっぱいある、 奈良にしかないものもたくさんある! 奈良が発祥のものなのに他県に取られてしまっているものもたくさんある!奈良に人が集まるように、 奈良で頑張っている人がいることを、自分のことばで発信したい!」
と、よどみなく答えてくれた。
InstagramやTwitterなど堤野はるかさんのリンク集はこちらから
「池内後記」
“ことば”を大事にするはるかさん。彼女の発することばは無駄がなく、それでいて印象に残る。おしゃれのセンスも抜群、会話のセンスも光っていた。奈良に来てまだ1年ほど。でも東京に帰省したらすぐに奈良に戻りたくなるんだとか。彼女の目にうつる奈良を、彼女のことばで表現していく・・・。どんな奈良がそこに描かれるのか、とても楽しみだ。
秋になったら、着物を着てお出かけをしよう、写真を一緒に取ろう、と。こんな可愛い着物女子とのお出かけ、なんて嬉しいお誘いだろう。