イメージコンサルタント〜浅井恵さん〜人生を楽しむためのファッションを提案、シルエット・顔映り・着心地を重視!華奢に見せるコーディネートも得意!
イメージコンサルタント、人生を楽しむためのファッションを提案、シルエット・顔映り・着心地を重視!華奢に見せるコーディネートも得意!
2019版・BLOOMメンバーへのインタビュー企画」今年のインタビュアーは池内詠子。フリーアナウンサー・司会者として様々なジャンルの方々にインタビューをしてきた私、キャリアコンサルタントとしても多くの方々に話を聴いてきた。そんな私が、働く女性たちに仕事の話はもちろん、生き方、家族、心の声、夢、リアルな本音に迫ってみる。
浅井恵さんとお会いするのは今日が初めてだ。インタビューの場に現れた恵さんはまるで海外のマダムのような雰囲気をかもし出している。さりげないファッションがとても素敵。
恵さんはイメージコンサルタント。その方のなりたいイメージをカウンセリングしながらお聴きし、似合うカラー、コーディネート、話し方や立ち居振る舞いも含めてご提案していくのが彼女の仕事だ。
第6回 イメージコンサルタント・浅井恵さん
二人のお子さんのお母さんでもある恵さん、ご長男は社会人、ご長女は現在高校生。
イメージコンサルタントの仕事を始めた頃のお話からスタートしてみよう。
働く意義・喜び
結婚前、外資系企業で勤務していた恵さんは、子育てが落ち着いた頃から様々な仕事を経験していった。病院でのリハビリ助手、本屋、園芸店、写真スタジオ。どれも楽しく、仕事をするのが好きだ、と心から感じていた。
その頃あるセミナーに参加した。この時の講師との出会いが、その後WFCへの登録に繋がっていく。セミナーで “あなたにとって働くとは?”という問いかけがあった。その問いかけに対し、まず10個の回答を考え、それから最終的に一番自分が大切にしたいものを残すというワークだった。この時、恵さんが最後まで残した言葉、それは『喜び』だった。
この言葉を選んだことが、恵さんは嬉しかったんだそうだ。働いて、社会や人に貢献し、感謝されることが自分の喜びだ。これからの残りの人生で人に喜んでもらえることをしていきたい。そうすることで自分も喜びを感じる。喜びを感じながら生きていきたい、そう思ったのだ。
さて、何をしていこう。自分はどんなことに興味があるか、何ができるか・・・。
恵さんは「その服、どこで買ったの?」と周りの方々から聞かれることが多かった。周りからファッションのことを注目されることが多いならば、専門に学んでみようと考え、イメージコンサルタント養成学校に通い始めた。49歳の時だ。
イメージコンサルタントとして
養成学校では様々な年代の方と机を並べ、授業を受けた。自分自身の感覚を大事にしながら、それを理論やメソッドに当てはめていくことに大きな発見があり、楽しい1年間だったそうだ。
学校を卒業し、去年の秋からセレクトショップで勤務もしている。訪れるお客様にコーディネートを提案する、新たな自分を鏡の中に見つけるとお客様の表情は輝く。時にはその装いでお店を再度訪れてくれることもある。それはそのまま恵さんの喜びになる。
今、彼女はイメージコンサルタントとして、主に自宅で個人のお客様に向けての提案と、様々なイベント等でもお客様に向けての提案を行なっている。さらにカルチャースクールでの指導に向けて準備も着々だ。
以前にセミナーで出会った講師を通してWFCを知り、さらなるステップアップを目指し、約1年前にWFC会員登録をした。
恵さんがコンサルタントをしていくときに大切にしていることはいくつかある。流行を追うのではなく、人生を楽しめるようななもの。心地よさ、顔映り、そして華奢に見えるコーディネートだ。お客様のなりたいイメージを大切にしながら、それをかたちにしていく。
実際のコンサルティングではカラー診断や骨格分析などを行い、似合うものの中から、お客様のなりたいイメージに近づくものを提案していく。印象をよくすることで、コミュニケーションも良好になり、物事を良い方向に向けることができると恵さんは語る。
ビジネスシーンでは、初対面時の印象、服装、姿勢、身のこなし、表情や視線に到るまで、相手の潜在意識に訴える部分が大変重要。どんなイメージを持ってもらいたいかを明確にすることは、その人のビジネスを成功に導くカギとなる。
自分磨き
恵さんは自分磨きも怠らない。自宅ての筋トレ、階段の上り下りエクササイズ、ウォーキングなどは15年以上続けている。
そして、車の運転をするとき、助手席には必ずA4サイズのバインダーに挟んだメモ用紙を置いておく。気になること、思いついたこと、浮かんだ言葉、すぐに書き留めるそうだ。お風呂に入っているときにも、何か思いついたら、すぐに脱衣場に置いてあるノートに記入する。このインタビューの際にも、そのバインダーは手元にあった。バインダーに書き留めていたことや、スマホのメモに保存していたことなどを時折チェックしながら私の質問に答えおられた。
枕元には常に10冊ほどの本が並んでいる。どれもこれも恵さんを元気付ける、勇気付ける本ばかりだ。寝る前には必ずこの中のどれかに目を通し、自分をリセットする時間を作っているんだそうだ。
常に厳しく自分を見つめ、自分を鍛え、知識を蓄え、印象の良いコンサルタントとして、指名される回数の多いコンサルタントでいたいと恵さんは語ってくれた。
浅井恵さんFacebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100025022679966
池内後記
ご長男は東京で就職し、独立。ご長女はこれから大学生、単身赴任をしていたご主人は奈良に戻っているそうだ。子育てを終え、イメージコンサルタントとして歩み始めている彼女。
“コンサルが自分の感覚に自信を持っていないと、このコンサルに依頼しよう、と思ってもらえないから。”と、常に自分磨きを忘れず、学びも欠かさない。
日々積み重ねるエクササイズや学びはその人を支える基盤、自信に繋がるのだな、と感じた時間だった。