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稲垣あき

話し方講師

話し方講師〜稲垣あきさん〜その人らしい話し方をアドバイス!

話し方講師、その人らしい話し方をアドバイス!


「2019版・BLOOMメンバーへのインタビュー企画」今年のインタビュアーは池内詠子。フリーアナウンサー・司会者として様々なジャンルの方々にインタビューをしてきた私、キャリアコンサルタントとしても多くの方々に話を聴いてきた。そんな私が、働く女性たちに仕事の話はもちろん、生き方、家族、心の声、夢、リアルな本音に迫ってみる。

今日ご紹介するのは話し方講師の稲垣あきさん。彼女いわく、23歳で結婚するまではなーんとなく過ごしていたとのこと。彼女はお2人のお子さんたちを授かってから、キャリアを本格的にスタートしている。

第23回 話し方講師 稲垣あきさん

ご結婚後、ご長女を出産、その2年後にご長男を出産、2人の子どもに恵まれた。

その頃、大阪府守口市に居住、息子さんが幼稚園に上がるタイミングでパートを始めた。そしてお嬢さんが小学校に入学する前に大和高田市へ転居。

キャリアのスタート時期

引っ越しして、最初に就いたパートの仕事はスポーツジムの受付だった。9時から14時の勤務、しかも夏休み・冬休みもあるという、主婦にはもってこいの勤務条件だった。

しかし、次第に立ち仕事が大変になり、新しいパートを探した。損保の会社での事務の仕事だ。まだ息子さんは1年生、帰ってくるのが早いからという理由で、お願いした勤務条件は週3日、15時まで。

大変働きやすい環境で、15時までの勤務が、その後は17時までに変更。あきさんの頑張りもあり、会社の業績が大幅に伸び、社員を雇い、事務所を広いところへ引越しすることになった。それまで、大変近いところにあった事務所が、家から30分のところになった。その当時のあきさんには、30分の距離は考えられないことだったらしい。通勤は無理だと考え、退職した。

その頃、小学校の役員を引き受けたのだという。それも本部役員だ。あきさんに、役員の用事がどんどんまわってきた。それは、あきさんが仕事をしていないからだった。自分は働いていないから、役員の雑用がまわってくる・・・なんだか損だな、と感じたという。

たった1人で行った改善

そこで、パートを復活。週5日、9時から15時の勤務。病院に医療器具を収める会社で、お弁当を病院に届けることもしていた。病気による制限食もあったので、食品の仕入れなどに細かい管理が必要だった。実際の調理以外のこと全てをあきさんが請け負っていた。
仕事量が多く、家に持ち帰ってやっていたほどだ。「無駄なことを省いたらよいのではないだろうか?無駄なことを止めるにはどうすればいいのだろう?」

一つ一つ細かく調べて、上司に提言していった結果、仕事が整理され、残業がなくなった。定時の15時に帰宅できるようになったのだ。

あきさんがたった1人で行った改善だ。なんと、売上マイナス20万円だったのが、無駄な出費を見直したことで、たった半年で売上がプラスになったのだという。

ところが営業事務に異動になった。どうすれば営業マンたちが気持ちよく仕事ができるだろうかを常に考え、彼らの話を聴いてあげるのも自分の仕事だと考えた。電話対応や納品管理、営業マンの売上管理、事業所の売上管理、決算書類の作成、請求書発行、支払い管理などの事務を担当した。それが今のあきさんの仕事にも大変役に立っているという。
お嬢さんが中学生になり、もっと働きたいと思い、社員にして欲しいと願うも叶わず、転職することになった。

ちょうどその頃、4年生から野球をしていた息子さんが、6年生でチームから卒団することになった。それまでのあきさんはいつも目の前にあることを一生懸命やっていた。息子さんの野球に関わることも、一生懸命やっていた。ところが野球に関わらなくてもよくなった途端、何をしていいかわからなくなってしまったのだ。これから先、自分は何をしていけばよいのだろう?

自問自答の日々が1年ほど続いた。自分の存在の意味は?必要とされているのだろうか?手に職があるわけでもない・・・。

フルタイムで働けるところを探し転職した。派遣で、CAD を教えてもらいながらの業務だった。大変、収入の良いところだったので、自分自身のスキルアップ、勉強のために自己投資をした。心理学の勉強・コーチング・NLP(神経言語プログラミング)などを学んだ。

学んだスキルを使い、無料でセッションを開始した。“今から何かを始めたい”という方々があきさんのセッションにたずねてきた。「どうやったらこの人たちを応援できるだろうか・・・。」

ある日、お客さんに誘われ、大阪門真のインターネットラジオ「ゆめのたね 」でパーソナリティをすることになった。5年ほど前のことだ。

開局前の3ヶ月間、研修を受け、週に一度番組を持つようになった。番組名は「パッションチアリーダー」これから何かを始めたい方々に番組に出演していただき、熱い想いを語っていただくという内容の番組だった。

出演する方々の中には、“どうやって話をすればよいのかわからない。”という方が多かった。それならば ”みなさんに、話し方を教えてあげられたら、自信を持って、それぞれの資格を生かし、活躍できるようになれるのではないか。“と考えるようになったのだ。

話し方講座を開始

ラジオの仕事をしていると司会を依頼されることも多かったのだそうだ。自分自身もちゃんとしなければと考え、「話し方講座」を受講するようになった。

そして次第に、“女性たちが通える、昼間の話し方の教室を作りたい。”という思いが膨らむ。事業計画は、先に事業を起こした先輩が一緒に考えてくれたのだという。開校に向けてブログをスタート、そして2017年6月WFCで開校した。資格を持ってはいるが、どうやってそれを活かしていけばいいのかわからないという女性をターゲットにした。

2017年秋からは、10回コースに加え、3日間集中講座を開始。さらにフォローアップ講座もスタートした。(2020年からは2ヶ月に1度交流会として開催予定)

 

今後は男性・もしくは働いている女性たちをターゲットにしていきたいと語るあきさん。 ホームページで目に留まりやすくなるかなと、youtubeでの動画発信も行なっている。これまでに30本を公開中だ。100本を目指しているという。

あきさんが講座をする上で大切にしていることをうかがってみた。「こんな話し方がいいですよ。」というのではなく、その人らしい話し方、特徴を活かした話し方、個性を伸ばす話し方を見つけてもらいたい、そして自信をもって欲しいのだと語る。「いい言葉を使いましょう。」いつも受講する方々に、そうアドバイスしている。

 

稲垣あきさん リンク

3日間集中講座  site-hanashikata-tutawaru.mystrikingly.com

オンライン講座  site-1269601-6067-7842.strikingly.com

YouTube配信 https://www.youtube.com/channel/UCENOdbHIYbxPtwWwSSYZatw

HP https://hanashi-kata.amebaownd.com

アメプロ https://ameblo.jp/attractivespeech/

LINE@登録 https://line.me/R/ti/p/%40nnb7298i

instagram https://www.instagram.com/attractivespeech201803/

facebookhttps://www.facebook.com/aki.inagaki.908

 

池内後記

話し方の講師としては、めずらしい経歴である。自分の居場所を探し求め、就いた仕事それぞれに真正面から向かってきた。そして、自分自身のスキルアップのために学んだ話し方、それが多くの方々のためになると確信し、ただひたすら応援したいという気持ちを持って指導している。最近は子どもたちに向けての講座も開催しているという。

現在、お嬢さんは21歳、息子さんは19歳。お子さん方は手を離れた。あきさんは“やりたいことがいっぱいあって困ってしまう。”と。周りの方々から求められることをしていきたいな、と語ってくれた。

プロフィール

稲垣あき

話し方講師

稲垣あき

話し方講師をしている稲垣あきです。
講師の方向けの話し方講座を中心に
サラリーマンや一般の方向けの講座も
開催させて頂いております。
また企業様でのセミナーや、イベント司会
プレゼン大会の企画運営など
幅広く活動させて頂いております。
話し方講座で大切にしているのは
①自信を持って頂くこと
②自分の個性を活かした話し方を見つけて頂くこと
③毎日の生活の中で活用して頂くこと
この3点です!
話し方講座は、実践中心の授業です。
頭で理解するのではなく、体感してもらいます。
私が全力でサポートさせて頂きます。

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聞き手

池内詠子

司会者・キャリアコンサルタント・講師

池内詠子

お天気お姉さんからキャリアをスタート、子育て期を経て司会者として復帰。話し方の指導、コミュニケーション強化の指導をはじめ、キャリアコンサルタントの資格を取得。二人の娘たちはすでに社会人。これからは働く女性たち、ママたちを応援していくのが夢です。表情や話し方、声の出し方で損をすることがないよう、レッスンしています。自信を持って、仕事をし、地域に関わり、子育てを楽しみながら社会で輝く存在になってもらえるようサポートをしていきたいと思っています。趣味は自然の中で、緑の中で過ごすこと。山歩きをしたり、里山の風景を楽しんでいます。美術館を巡ったり、おしゃれ談義をすることも好きです。

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