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いまいちか

今井知加

㍿MakeLifePlus 引き寄せ片づけ™コーチ

幸せも成功も引き寄せる、引き寄せ片づけ®︎コーチ、起業塾で一人起業家を応援!

幸せも成功も引き寄せる、引き寄せ片づけ®︎コーチ、起業塾で一人起業家を応援!


「BLOOMメンバーへのインタビュー企画」今年のインタビュアーは池内詠子。フリーアナウンサー・司会者として様々なジャンルの方々にインタビューをしてきた私、キャリアコンサルタントとしても多くの方々に話を聴いてきた。そんな私が、働く女性たちに仕事の話はもちろん、生き方、家族、心の声、夢、リアルな本音に迫ってみる。

今井知加さんへのインタビューは2月の最終週、今回のbloomインタビューでは初のzoomでのインタビューだった。実際にお会いする時間の調整がつかず、zoomにしたのであった。いつの間にか7月。知加さんは5月末に起業塾を立ち上げ、さらなる地チャレンジも!

第38回 株式会社Make Life Plus代表取締役 今井知加さん

生まれも育ちも奈良県橿原市。

小学生の時、お母さまと一緒にする「自由研究」が好きだった。お母様のすすめと、理数系、特に化学が得意だったこともあり、薬学部に進学した。

製薬業界に勤務

卒業後、薬局に3年間勤務・・・しかし、次第に“こんなんじゃない!”と思い始める。その頃、仲良しの先輩が転職し、薬の開発に携わるのを見て、“面白そう!”と感じた。

そして、医療用医薬品開発の会社に転職。2006年2月のことだ。医師からデータを受け取り、データを収集、医師たちとコミュニケーションを取りながら、他社よりも先に医薬品の承認をとるべく日々奔走していた。やりがいもあり、楽しく充実していた。

2008年に結婚し、東京に。そして妊娠、育休を取得し、出産。2010年に時短で復帰した途端に、またすぐに妊娠がわかり、育休。2013年からお子さまたちを保育園に預け、復職した。2015年に大阪に戻ることになり、以前と同じ医薬品開発の仕事を希望したが、戻った先は市販後のデータ収集、その後さらに違う部署に異動になった。元の医薬品開発の部署に戻りたいと願うが叶わず、2016年9月に退職した。

人気の収納ブログ

退職する前、ご実家のご両親のヘルプを受けながら、仕事をしようと、ご実家から15分ほどのところに家を建てていた。

家を建て始めた頃は、まだ東京にいて、遠方で見守りながら家を建てるというワクワク感をブログに書き始めたところ、そのブログが評判になった。

新しい家は、収納にこだわり、お掃除が楽な家を目指した。実は、結婚するまではなかなか片付けることができず、週末にご主人さまに声をかけられ、ノセられて一緒に片付けをしていたんだそうだ。片付けの習慣が身につき、家の中がキレイになるのに2年もかかったという。

だからこそ!今度こそ!家が散らからないようにしよう!と決意していた。

 

そして、収納コラムを書きませんか?とのお誘いが!書いているうち、肩書があった方が良いのでは?と考え、新居に引っ越してきてから、2015年8月にハウスキーピング協会整理収納アドバイザー2級の資格を取った。その時、「正しい整理収納の知識」を知り、自己流の片づけに時間がかかっていたワケを知った。これ、きっと知らない人が多いハズ!と思い、整理収納アドバイザー1級をまず取得し、その後、2級認定講師を目指し、副業として活動することを決意。

実は、この頃、知加さんは、職場で、元の医薬品開発部署に戻りたいと思っていた。なぜなら自分で考えて行動し、コミュニケーションをとっていた前部署での仕事にやりがいを感じていたからだ。だがそれが叶わず、その想いを副業というかたちで、2016年6月に自宅で整理収納教室を始めた。

 

なんと、この教室開講の告知を出した3日後に、「本を出しませんか?」と声がかかりった。

教室を開講して二ヶ月ほどすると、片付けに来て欲しいとの依頼が増え、そのためには週末限定での活動には限界があり、このまま副業として活動することを悩んだ。とはいえ、片付けという仕事は薬剤師(医薬品開発)ほど稼げない。でも、依頼してくれる人たちに応えたいという想いと、医薬品開発の部署に戻りたいという想いが交差する中、自分が本当に働きがいを感じるのは、事務的業務ではなく、相手の想いにどうすれば応えられるのかを試行錯誤して最大限応えていくことなんだと気づいた。それならば、戻れる保証のない元の部署での活動を夢見るよりも、実際に求めてくれる片付けサポートの仕事がしたいと思い、3年やってみて、これまでと同じ給料が確保できないなら薬局で薬剤師として働けばばいいか、と、ついに退職を決意した。

そして、退職後、起業家として、2017年3月に「そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん」をKADOKAWAから出版した。

始めてみると、1年で薬剤師時代の収入と同じ年商を得ることを実現した!

 

方眼ノートで思考整理、そして起業塾スタート

整理収納アドバイザーとしてセミナー講師をしたり、片付けサポートをしている中、同じように働くママたちに、片付けが原因で時間ができないというママたちのサポートができることにやりがいを感じていた。

提案してもすぐに取り組める人もいれば、なかなか習慣化できない人もいる。そんな方々に向けてどうすれば良いのかと考えていた時に方眼ノートに出会う。

片付けが苦手な人は、思考の整理も苦手な人が多い。何をゴールに片付ければいいのか、そもそもどんな風にすれば良いのかというイメージすら湧かない、自分がどうしたいのかをわかっていない方たちが多い、困っているポイントもわからない・・・そんな方に、方眼ノートを使ってまず思考整理を手に入れて欲しいと考えた。2018年4月にトレーナーに、続いて2019年1月にシニアトレーナーに、現在はトレーナーの養成講座も行っている。

そして、2020年5月末、これまで養成した方眼ノートのトレーナーさんたち、同業の整理収納アドバイザーさんたち、独りビジネスをしている人たちを対象にした起業塾を立ち上げた。ここでは、起業家としてのやり方はもちろん、あり方も含め、ノートを使ってマインド整理・思考整理し着実にビジネスしていくことを伝えている。

「幸せも成功も引き寄せる!ひとりビジネス育成講座(今井塾)」 幸せには家庭や子育てとの両立も含み、成功にはしっかりビジネスとして稼いでいくことも含んでいる。

 

趣味は?と聞くと、仕事!と返ってきた。仕事以外では?と尋ねると、一人飲み!と。焼酎以外なんでも好き、飲み屋で知り合った人から仕事もらったこともあるという。

インタビューの最後に、お嬢ちゃんたちのことをうかがってみた。量より質の育児で、たった5分でいいからしっかり関わることを続けているそうだ。5分間はスマホを置き、その子に注目、絵本を読んであげるのもよし、横にいるだけでもよい。ママはあなたを見ているよ、という時間は子どもに安心感をもたらすだけでなく、自己肯定感も高めるという。

7月7日七夕の日、彼女の肩書きが新しくなった!「 引き寄せ片づけ®️コーチ」 この新しい肩書きでこれからさらに前進していく!

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池内後記

整理することと、片づけをすることが別だということを今回初めて認識した。まず、物を整理してから片づけをする、整理ができていないからすぐに散らかるのか・・・頭の整理、思考の整理、家の整理・・・耳の痛い話を聴きながら、姿勢がぴしっ!としていくのを感じた。

実に「イケメン」な女性だ。趣味は一人飲み!いやいや、かっこいい。今回はzoomでのインタビューだったので、ぜひ会いたい!そう思わせる女性だ。そのカリスマ性が彼女の魅力なのであろう。彼女に憧れる女性たちは多いだろう。そんな女性たちを起業塾で応援し始めたという。そしてさらに彼女は新たなことに挑戦しようとしている!これからの彼女の活躍から目が離せない。

プロフィール

今井知加

㍿MakeLifePlus 引き寄せ片づけ™コーチ

今井知加

思考と環境を整えて幸せを引き寄せ、なりたい理想の人生を叶える『引き寄せ片づけ™コーチ』(整理収納アドバイザー × 方眼ノートトレーナー)。

薬剤師として医薬品開発会社に勤務時代、苦手な片づけを克服して環境と習慣が大きく変わった経験から、片づけは「仕事や人生を好転させるカギ」であると気づく。
現在は、“脳科学・心理学”と“ノート”を活用して思考と環境をシンプルにする“引き寄せ片づけ術”で、なりたい理想の人生を叶える『引き寄せ片づけ™コーチ』としてのべ2000名以上の指導を行う。
思考がガラリと変わった!毎日の家事2時間時短!主婦の人生が変わった!など数々の変化を手渡す。
「わかるを“できる”にする」がモットー。
クライアント自らが考え判断することにコミットする。
著書に 「そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん(KADOKAWA)」

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聞き手

池内詠子

司会者・キャリアコンサルタント・講師

池内詠子

お天気お姉さんからキャリアをスタート、子育て期を経て司会者として復帰。話し方の指導、コミュニケーション強化の指導をはじめ、キャリアコンサルタントの資格を取得。二人の娘たちはすでに社会人。これからは働く女性たち、ママたちを応援していくのが夢です。表情や話し方、声の出し方で損をすることがないよう、レッスンしています。自信を持って、仕事をし、地域に関わり、子育てを楽しみながら社会で輝く存在になってもらえるようサポートをしていきたいと思っています。趣味は自然の中で、緑の中で過ごすこと。山歩きをしたり、里山の風景を楽しんでいます。美術館を巡ったり、おしゃれ談義をすることも好きです。

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